2015年1月9日金曜日

復活

キリストの復活、人間の死後の復活、永遠の命、これらは一体どういう意味なんだろうと、時にそんなだいそれた事を思う。復活の目的は何だろう。人間の100年に満たない人生の行いの結果に永遠の命があるとしたら、人生の一瞬の行いが永遠の報いに繋がるとしたら、何かアンバランスのような気がする。何のために復活するのだろう。

2014年は生涯忘れられない年だった。椎間板ヘルニアの手術、痛風の痛み、26年ぶりに絵を描いたこと、会社売り上げ最低記録更新、毎月末にやってくるお金の算段の苦しみ、二人の神父の死、たった一日だけだったけど最高の喜びだった絵の展示、それに続く3カ月にわたるスペースセントポールでの絵の展示、絵を買ってくれる人が現れたこと、仕事の上でようやく光明が見えたこと、奇跡のように何度も危機を乗り越えられたこと、多くの人の助けがあったこと、そして最後に兄弟と家のこと。良い事も悪いことも大きなうねりのように繰り返しやってきた。
今年、もしかしたら生まれ変われるかも。そんな大げさではないが、挽回出来るチャンスが目の前にやってきたように思える。復活などという大げさなものではないが、一度は息の根が止まっていたのがフッと息を吸い始める、そんな空想をしている。

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