2012年8月11日土曜日

上野の東京都美術館にブログリンクしているハトちゃんとiijimaの3人でフェルメール、青いターバンをまいた振り返る少女の肖像を観に行った。平日午後だったがかなり混んでいた。フェルメールもこんなに大勢が長蛇の行列で観てくれるとは、しかもこんな東洋でとは思わなかっただろう。まったく予想もしていなかったがレンブラントの最晩年の自画像があってびっくり。学生の頃から一度観たいと思っていた本物があったので感激した。もし、今が学生の頃だったらどんなに感動したろうと思うが、このトシになってから観るとまた違った感慨がある。絵の具の塗り方や筆の運び、目の描き方、右目と左目の表現の違い、陰影の付け方、そんなところに目が行く。随分冷静に観たと思う。
この日は他に芸大現役教員の小品展と国立博物館の常設を急ぎ足で観たが、国立博物館はまる一日かけてゆっくり観たい。常設展だけで充分。仕事や金勘定を離れて一日中いれば何だか人間的にも変わることが出来るような気がする。そんな気持になった一日。

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