2014年6月25日水曜日

幸いなるかな心の貧しき者よ、天国はその人のものなればなり
はじめに言葉あり、言葉は神なりき
明日のことを思い煩うな。一日の苦労はその日一日だけで十分である。


どんなに良いこともどんなに悪いこともいつかは必ず終わる。季節が過ぎるように。
だから、良い時も悪い時もそのときをよく味わっておくのがいいのだろう。
毎日を楽しく、出来るだけ時間を無駄にしないで過ごせたらいい。
時間を無駄に過ごす事は人生をすり減らすということ。ただ、無駄にしないように無駄にしないようにと思って過ごすのも良くないようだ。絵の中にも描き込まずにサラッと流すところも必要なように。




半世紀ぶりの展示

7月12日、およそ26年ぶりで絵を展示する。一年かけて17人の神父たちの肖像を描いた。鉛筆と色鉛筆、水彩とアクリル絵の具、木炭を使った。最初の頃は鉛筆だけ使って、さらに擦筆でケント紙が焦げるんじゃないかと思われるほど擦って色を出していたが、ここ数カ月は水彩色鉛筆を使うことが多くなり、擦筆はほとんど使わなくなった。だから最初の頃とは絵の感じが違っている。
水彩画が自分に向いているように思う。特に水彩色鉛筆は使いやすいし顔の陰影なんかは繊細に描くことが出来る。何とか人に見せられるものが出来たと思っている。
全部で25枚ほど。どうやって展示しようかとあれこれ考えている。
50代後半になってやっと自分の道が見えたと思う。ここから新しい人生を切り開くことが出来るかも知れない。